降り積もる、喫茶愛。

素敵な本を読みました。

大福書林さんから出版された、酒井康行さんによる『喫茶とインテリアⅡ NORTH』。

やや手前味噌となりますが、私が活動しているBMC(ビルマニアカフェ)著で同じく大福書林さんから数年前に出版させていただいた『喫茶とインテリア WEST』の北海道版となります!!! BMCメンバーで「全国各地からこんな本が出るといいね」なんて話したりもしていたので、とても楽しい気持ちです。そう。喫茶店は、地域によって特色が全然違うのですね。


北海道独特の、篭ったような温かで骨太な空間と、その空間を彩るさまざまなインテリアや装飾。酒井さん自らによる写真は、まるで酒井さんの目線についていっているような気分になり、ページをめくる度にわくわくします。そして、小説を読むように吸い込まれるお店の物語。時代背景とともにその街のことも紹介されていていて想像が膨らみます。楽しいことも、辛いことも、全てを乗り越えて。私も喫茶店の取材をさせていただく時にあった、不意打ちに店主の口から飛び出す、どきっと胸に刺さる言葉たち。


今このタイミングでこの本に出会えたことにも大きな意味を感じます。街の喫茶店が経営を続けることの難しさは、今の時代に始まったことではありません。それでもやっぱり、この場所を必要としている人がいる。こんなに普通でいて特別な場所が、できる限りこの先も生き続けますように。


珈琲を飲みに。インテリアを愛でに。あの店主さんに会いに。

街の喫茶店へ行こう!そしていつか、この本を片手に北海道の喫茶店にも足を運びたいです。